エヴァ・ゲヴォルギヤン ピアノ・リサイタル
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- 日時
- 2025年8月3日(日) 14:00開演
- 料金
- 全席指定:¥4,000 ※未就学児童入場不可
- チケット発売日
- フェスティバルホール「友の会」先行2025年4月12日(土) 10:00一般発売2025年4月19日(土) 10:00
- 出演
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エヴァ・ゲヴォルギヤン(ピアノ)
- プログラム
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ショパン:幻想曲ヘ短調 作品49
ショパン:ワルツ第3番 イ短調 作品34-2
ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 作品64-2
ショパン:エチュード(練習曲) 作品10より 第3番ホ長調「別れの曲」、第4番嬰ハ短調、第5番変ト長調「黒鍵」、第6番変ホ短調、第11番変ホ長調、第12番ハ短調「革命」
シューマン:謝肉祭 作品9
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」 作品39より 第1番ハ短調、第2番イ短調、第3番嬰ヘ短調、第6番イ短調、第9番ニ長調※都合により内容は変更となる場合がございます。
エヴァ・ゲヴォルギヤン(ピアノ) Eva Gevorgyan (piano)
「雄弁な感情表現と完璧なテクニック、達人の特質のすべてを併せ持っている」(ICMA国際クラシック音楽賞)、「エミール・ギレリスやベラ・ダヴィドヴィッチといったロシアの巨匠を思い出させる」(グラモフォン誌)、「稀有な才能の持ち主」(モーストリークラシック誌)、「細身なのに極めて強靭で、音色も美しく、素晴らしかった。これからを、おおいに期待する」(池辺晋一郎氏)と評されるエヴァ・ゲヴォルギヤンは2004年に生まれ、ピアノ王国ロシアの新世代で最も期待されているピアニストのひとり。
2021年の第18回ショパンコンクールでは最年少ファイナリストの中で円熟さえ感じられる重厚な表現と鋭い感性、鉄壁のテクニックで会場の聴衆と世界中のリスナーを虜にした。
モスクワ音楽院の名門中央音楽学校でナタリア・トゥルル教授に学ぶとともにロシアン・ピアニズムを代表する巨匠たちに師事。エフゲニー・キーシンやデニス・マツーエフなどの支援を受け研鑚を積んできた。
数多くの受賞歴の一例をあげると、サンタ・チェチーリア国際ピアノコンクール第1位、ジュリアーノ・ペカール国際ピアノコンクールグランプリ、青少年のためのショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)第1位、ヤング・ショパン国際ピアノコンクール(スイス)第1位、ロシア国立交響楽団によるコンクールグランプリなど50を超える。
「あとが大事」と言われるショパンコンクールにおいて現在のエヴァの演奏活動は際立っており、モスクワ音楽院、スペインのクィーン・ソフィア高等音楽院に在学しながらロシア、ドイツ、スペイン、フランス、アメリカなどで年間90回以上のコンサートに出演、2023年初来日公演の成功は記憶に新しく、コンチェルト、リサイタルはもちろん室内楽、歌曲ピアノパートにおいても傑出した音楽性を発揮している。
2024年は小林研一郎指揮読売日本交響楽団とラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、ユベール・スダーン指揮札幌交響楽団とチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番を演奏するとともに全国主要都市でリサイタルを開催。協奏曲等においてヤマハ株式会社提供のヤマハCFXを使用。
2024年の再来日に合わせて初来日公演のライヴCD「Chopin Rachmaninov」(2枚組)がアルトゥス、キングインターナショナルからリリースされ「驚愕の演奏!鉄壁のテクニックと豊かな詩情、大注目の逸材による凄まじい完成度のライヴ」と評されている。
2025年はNHK交響楽団とチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番を演奏するほか東京始め全国各地でリサイタルを開催する。